2010年2月アーカイブ

zaikonasi.JPG

これはタオバオの商品名部分を切り抜いたものですが、右端の蛍光ペンでチェックした文字をご覧ください。

日本漢字で示せば、この記事タイトルと同じ無貨挙報。しかもクリックができるリンクタイプです。

中国語といえども漢字で意味が掴めますね。
「貨物が無かったので報告を挙げるわ」とこんな感じです。

タオバオにとって最大級の欠点である、在庫虚偽を取り締まる一環として、消費者に協力を求めております。

とても良い傾向です。私も積極的に報告させていただきます。

ただ、どうやらこの対策には、違反者に何の罰則も無いそうです...(汗)
しかも現状ではこの「無貨挙報」があるページと無いページがあります。

タオバオは今後全ての商品ページに設けると言っておりますが、何のペナルティも無い規則に出品者が従うかが微妙です。

ただ良い傾向にはあると思うので、今後に期待します。

尚、この「無貨挙報」が設置されたおかげでIE8では商品名をコピーできなくなっております。Firefoxでは大丈夫ですが、このブラウザはタオバオでは非対応です。

なのでIEで商品ページを開き、ページ空欄部分で右クリックをし、プロパティ画面を出してから商品名をコピーしております。

もし当社へご依頼の際には上記したように対応していただけると良いかもしれません。もっと賢い方法がございましたら、教えていただけると嬉しいです。


人気ブログランキングへ グッズエイトTOPページへ

だましのテクニック?中国でも横行する騙しや詐欺(サーチナ)

 

こんな記事を今日読みました。人をあまり信用しないお国柄なので、特に驚くことのない記事です。しかし私は出品者を信用したばかりに痛い目を見たことがあります。知ってても実際に対応できないことって結構あるんですね。

 

2個購入したのに、1個しか届かず、「後日送るよ」と言って結局送ってもらえず、タオバオにクレームを申し立てたら一転して「ちゃんと2個送った」と言われる始末。これはタオバオスタッフが介入してくれて1個分のお金が戻ってきましたが、信用していた出品者だっただけにショックが大きかったです。

 

また香港で買ったという高級ブランドのバッグが実は偽物だったこともありました。これは出品者が「本物」であると本当に信じて止まなかったようで、こちらが諦める羽目になりました。本物であることを証明するのは意外と簡単です。しかし偽物であることを証明することの難しさをこの時知ったのでした。以降は「出品者が偽物であると認識している言葉」を引き出すことでこの類いの難を乗り越えております。中国人は出来栄えが良かったら本物と同等の価値があると思っている傾向が少しあるので、その裏を突けば「偽物を売っている」という認識を引き出せます。ちょっとしたテクニックが必要ですが...。

 

尚、こういったトラブルを経験して思ったのですが、タオバオスタッフの消費者保護意識の高さです。どんなクレームにも対応してくれます。日本では当たり前のことですが、中国はまだまだサービス精神のなんたるかを知りません。そんな環境にあってタオバオスタッフの存在は中国EC業界の展望が見えた気がしました。

 

人気ブログランキングへ グッズエイトTOPページへ

春節前のことですが、上海の街中でクロネコヤマトのトラックを見ました。トラックのドレスアップからドライバーの衣装まで見慣れたものと全く一緒。その時は企業間集荷配送(BtoBでは進出済み)を行っているトラックだろうな、と予想しました。しかしどうやら一般家庭向けに配送していたトラックだったようです。

 

今日見つけたニュースには、ヤマト運輸が個人客向け(toC)ビジネス、いわゆる宅配を先月から上海で開始したと書かれており、私はそのトラックを見たわけです。いやいや良いニュースです。

 

なぜ良いニュースかと言えば、日本企業が異国で活躍している喜びもありますが、それプラス「サービス業としての宅配便」が上海にお目見えしたことに喜びを感じます。タオバオでは発送方法に「EMS」「快遞(一般宅配便)」「平郵(普通郵便)」の3つがメインですが、価格比で言えば順に「20:10:3」と言ったところで、列車で例えるなら「特急列車指定席・特急列車自由席・鈍行列車」といった感じで、サービスで言えばEMSが若干良いくらいで、どれもどんぐりの背比べです。しかしヤマト運輸が従来の日本サービスを上海でも展開するとなると価格は15でもサービスはグリーン車並みということになります。となると他の宅配業者もヤマト運輸のサービスを意識しなければならなくなります。利用者には良い傾向というわけですね。

 

私は過去に宅配業者によって失くされたり壊されたりした荷物があります。詫びの言葉よりも先に保証金を値切られた時には閉口いたしました。ヤマト運輸の進出によって宅配業者のサービスレベルが底上げされることを期待しております。

 

人気ブログランキングへ グッズエイトTOPページへ

2月14日で旧暦の新年が明けたわけですが、物流は一切がストップしております。この件に関してはタオバオ代行業を営んで2年目の私ですので、予想範囲内の事柄です。しかし出品者のほとんどが休暇のため連絡を取れないという事実は予想外でした。休む出品者の数を甘く見積もっていたことになります。昨年は注文数も少なかったため気付かなかったわけですが、今年はありがたいことに春節中でも注文をいただくことが多く、また申し訳ないことに在庫確認ができず御見積書を送付できない状況になっております。お待ちいただいている方は、もうしばらくお待ちください...。

 

ちなみにタオバオのスタッフもほとんどがお休みしているようで、私が申し立てたクレームも休暇明けまで棚上げされております。しかし「年明けまでお待ちください」という電話をしてくれましたので、「そういうサービスもできるんだ」と感心した次第です。

 

尚、タオバオでどんなクレームを申し立てたか等の奮闘記もこのブログに載せられたらと思っております。今までいろいろなトラブルがありましたので、タオバオに興味がある方も無い方にも参考になるのではと思います。やはり中国市場はムズカシイです(苦笑)。

 

人気ブログランキングへ グッズエイトTOPページへ