2009年2月アーカイブ

個人輸入代行のトラブル増加、業者が解約・返品対応せず

2月5日19時37分配信 読売新聞


 海外から輸入代行業者を通じて商品を輸入する際のトラブルが増えている。国民生活センター(東京)の調べで5日、わかった。

 商品が届かない、解約や返金に業者が応じないといった問題が多発しているほか、国内未承認の医薬品成分が入った健康食品を食べて体調を崩すケースも出ている。

 センターに寄せられた相談件数は、2003年4月?08年12月に計580件に上った。05年度は101件、06年度144件、07年度166件と年々増加している。

 茨城県の女性は07年末、輸入代行業者を通して約50万円の化粧品の購入を申し込んだ。その後、解約したいと連絡すると「こちらは手続きを代行しただけ。海外の販売業者に直接連絡してほしい」と言われた。

 解約・返品や商品の未着などでは、代行業者が対応を断るケースが多く、消費者が製造・販売業者と直接交渉せざるを得ないが、言語や時差の壁があり難し い。「個人輸入代行サービスに関する法規制は未整備で、トラブルが起きると解決は難しい。利用は慎重にしてほしい」と同センターは注意を促している。

最終更新:2月5日19時37分


こんな記事を友人から頂きました。私が代行した商品の中にこういったトラブルはありません(少なくともそういう情報を聞いてません)が、いずれ遭遇する可能性は高いでしょう。

そうなった時の対応は非常に難しいと言わざるをえません。どこまで代行業者が対応できるかと言う線引きは各社それぞれでしょうが、私の場合は注文いただいた商品が「注文したものと全然違う」といった類の不一致や「破損している、使い物にならない」等の商品価値が著しく低下したものくらいでしょう。この場合は返品対応いたします。ただし、上記2事項は当社現地事務所に商品が到着した際の検品で容易に判断がつくところですので、まず起こりえない、起こったとしても配送業者の責任によるところが大きいはずです。


PC部品や時計等の場合は外観で判断がつかない部分もありますので、簡単な検品ではハードの動作までは調べが及びません。むしろそう言った中身の部分で上に引用した記事のようなトラブルが発生しているのだと思います。化粧品や健康食品なんかも中身の問題ですからね。「商品未着トラブル」は代行業者として既に失格ですが・・・笑

トラブルに巻き込まれる可能性がありますよ、と警告を発することは代行業者にとっては容易なことでしょう。私も利用規約のような書き方でその点に言及し、同意を求めている形をとっています。

しかし実際はもっと上を行くアフターサービスを目指しているのも確かです。綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、代行業者は代行をすれば良いだけと割り切ってしまったらそれ以上に進めませんからね。気持ちはもっと柔軟に対応できるように構えておかないと、と思っております。



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